兄を見舞いに函館へ
JR東日本の「大人の休日倶楽部」の会員になると、日にち限定だが連続3日間自由に乗れて一人12000円、しかも特急の座席指定も6回までだが含まれるのである。北海道は函館迄OK。早速入会して函館の兄の見舞いに行く事に決めた。元々ジパング倶楽部の会員なので会費は夫婦こみプラス1000円で良い。
9月の初め頃、函館の義姉から兄がアルツハイマーと診断されたと言う。2度目の静脈瘤の手術の後、退院した時から鬱状態になり、その後の行動がおかしくなったらしい。食事、入浴が大変らしく浴槽に入るのは無理との事。排便は何とか大丈夫のようだ。
手術を受けた函館市立病院の神経内科で、色々検査をしてアルツハイマーと診断されたとの事。介護認定も受け週一回デイサービス通う事になったと言う。本人はプライドもあって、中々馴染めないらしい。 3日間の初日、私達夫婦は新幹線「はやて」で八戸迄、特急「白鳥」で函館迄。約6時間、5時半頃着いた。義姉から前もって聞いていたのだが、兄は外食出来ると言う。そんな訳で、兄夫婦はホテルまで訪ねて来てくれ、最上階のレストランで食事をしたので有る。 兄は驚くほどしっかりしており、私達を覚えていた。私と同じ無口であった兄が、良くしゃべるのである。同じ事を何回も言うけれども、朗らかなのだ。デイサービスに行くと、女性ばかりで男は三人しか居ないとか云う話をするので有る。 これは飲んでいる薬(アリセプトD錠5mg)の効果が大きいらしい。今は効果の有る薬が出ているみたいだ。これで病気が治る訳では無く、進行を遅らせるらしい。副作用も心配されたが、今のところ大丈夫の様だ。 翌日家内は、昼食に「五島軒」のカレーをどうしても食べたいと言う。駅前にレストランが有る筈だと云うので、行ってみたのだが今は無くなっていた。末広町に有ると言うので、市電に乗ったのは良いが逆方向だった。仕方ないので「湯の川」まで行く事にした。兄の家は「湯の川」から歩いて15分程である。電車を降りて食堂を探したが見つからない。ようやく、そば屋を見つけて「ざるそば」をたべた。 そこからタクシーに乗れば良いのに歩いたのである。歩いた道は間違っていなかったのに、工事中だったりして、色々な人に聞いたのが間違いの元。皆さん親切だったのだが、道に迷ってしまった。結局タクシーのお世話に。 兄は昨日の疲れか午前中は寝ていたとの事。昨日程でないが、相変わらず兄は饒舌であった。道に迷っているのでは無いかと思っていたよと、こちらの行動を見透かした様な事を言う。そして、函館駅近くで買った手土産のサンドイッチのクッキーを美味しそうに何個も食べたのである。写真を撮ったりして過ごしたのだが、良く歩いたせいかすっかり眠くなってしまった。夕食には、忙しいのに姪が駆けつけてくれた。義姉は娘から携帯を買い与えられているのだが、操作が全く苦手らしい。おばあさん用に文字は大きいのだが、メールは無理かも。 その夜の寝台車「北斗星」で帰る予定だったので、姪は函館駅迄車で送ってくれた。義姉もわざわざ付いて来てくれたのである。改札を通った後も、私達が見えなくなるまで手を振って見送ってくれた。 ブルートレインに乗るのは、家内は二度目だが私は始めてである。勿論寝台券は割引にならない。利用したのはB寝台の二人用個室で有る。少々狭いが昔乗った事のある三段ベッドの寝台車とは大違いだ。疲れたせいか鼾をかいて良く眠ってしまった。










最近のコメント